KICKRとKICKR COREの違い
KICKRとKICKR CORE、『価格以外に何が違うんですか?』とよくお問い合わせをいただきます。大きな違いの特徴としては下記がございます。
1.最大出力と再現斜度
最大出力はKICKR:2,200Wに対し、KICKR CORE:1800W、再現可能斜度はKICKR:20%に対し、KICKR CORE:16%。KICKRの数値と比較するとKICKR COREの方が小さく感じますが、ホビーライダーが使用するには必要十分なスペックです。負荷装置は電磁式で、パワー計測精度は±2%という数値の仕様はKICKRと同じとなっており、バーチャルサイクリングでのスピード再現度などは引けを取りません。
2.脚のデザインとカセットスプロケットの有無
KICKRは本体後方から左右、中央へと放射状に広がる3本の脚を採用しているおりますが、KICKR COREは本体前方から伸びる足を採用しています。また、ホイール径に応じてドライブトレインの高さを調整するステーや、高さ調整機能などは設けられていないシンプルな造りとなっています。
KICKRにはシマノの11スピードカセットが付属しておりますが、KICKR COREはカセットスプロケットが付属しておりませんのでお持ちのバイクに合うスプロケットをご用意する必要がございます。(対応:8~11速のシマノ/スラム製品)
3.ケイデンスセンサーの付属
KICKRにはワイヤレス、マグネットレスでケイデンスの測定を可能にするケイデンスセンサーが付属しております。KICKR COREには付属しておりませんが、ファームウェアのアップデートによりセンサーレスでのケイデンス表示が可能になりました。外部センサーを用いずにトレーナーから直接ケイデンス情報を提供することでセットアップが簡素化されています。
※Wahoo KICKR(v3.4.70)/KICKR CORE(v1.0.12)の主なアップデート内容はこちら
KICKRは最大の対応負荷、ワット数も高いので真剣にトレーニングしたいという方におすすめです。スプロケットも付属していて、コンパクトに折りたためるのもいいですね。KICKR COREはKICKR と同じダイレクトドライブ方式(車体を直接取り付ける)なので自然な走行感を楽しめますし、エントリーやミドルクラスだけど、KICKRと同じ走行感が欲しい方には非常にリーズナブルかと思います。
ぜひ日々のトレーニングや外部アプリでの仮想空間レースなどをお楽しみください。