定価¥669,600(税込)
フレーム/HM IM HR ウルトラライト 1.5K カーボン
サイズ/ XS、S、M、L、XL
カラー/プロチームホワイトグロッシー、プロチームブラックグロッシー、レッドグロッシー、グレーマット
システム重量/2300g(未塗装Sサイズフレーム、フォーク、クランク、ステム、E-POST 2、ヘッドパーツ)
完売しました。
フレームサイズ/カラー | XS | S | M | L | XL |
プロチームホワイトグロッシー | 完売 | 完売 | 完売 | 完売 | 完売 |
プロチームブラックグロッシー | 完売 | 完売 | 完売 | 完売 | 完売 |
レッドグロッシー | 完売 | 完売 | 完売 | 完売 | 完売 |
グレーマット | 完売 | 完売 | 完売 | 完売 | 完売 |
「795 LIGHT」は2018年「795 LIGHT RS」としてマイナーチェンジを果たしました。旧モデルからの変更点はフレームのトップチューブ上部外側に「Di2ジャンクションポート」が設置されたこと、ヘッドチューブのベアリングが上下1.5サイズになり剛性が上がり、ワイヤー類のケーブルルーティングが再考されハンドリングがスムーズになり、「E-POST 2」がアッツプグレードしたこと等です。
トップチューブからステムにかけての直線的な美しいラインが特徴の795はデザイン性に加えてエアロ効果はもちろんのこと、なるべくヘッドチューブを長くする事で上下ベアリングの距離を取り、ヘッドスペーサーを排し、ステムと上部ヘッドベアリングの距離を詰めることで、ステアリング部周辺の剛性を確保し、ハンドリングを安定させる為、に生み出されたそうです。695ライト比で15%アップしたBB周辺は極太のチェーンステーはパワ―伝達やトラクション性能が向上しています。一方、より薄くなったトップチューブからシートステイが適度なしなりを発生させ、トルクバンドが大きくなることで多少ラフに重めのギアを踏んでも脚に来なく、スムースにペダリングが行えます。これらフレーム上半分のしなやかな働きにより振動減衰性能はさらに向上し、乾いた乗り味の695に対して、「795 LIGHT」はしっとりと上質な乗り味になっています。快適性と剛性、相反する要素と、そこにエアロダイナミクスも融合させたのが「795 LIGHT」です。795エアロライトと同様、最も空気抵抗 の小さなエアロNACAデザインを採用し、高速走行時の空気抵抗を695ライトに対して-5.7%と大幅に削減(速度40km/h、ライダー体重70kg、出力300ワット、シマノDuraAce9070系、Mavic CCUホイール使用時)。ホイールを頻繁に交換するシリアスレーサーのために、ノーマルブレーキを採用したモデルです。流行のワイドリム(25mmまで)や、ワイドタイヤ(25mmまで)も装着可能で、あらゆるコンディションにスピーディーに対応します。新型のHSC8フォークは、最新コンポの強力なブレーキ性能に対応し、確実なハンドリングとスタビリティが高速安定性を向上させています。長時間ブレーキが必要で斜度の変化が大きい等、様々な条件が想定されるレースやブルペ等の長距離ライドにも最適なバイクです。エアロステムはよりスタイリッシュなデザインに変更され、調整範囲を+17°~-13°に拡大。アップライトなポジションからシリアスライダーまで幅広く対応しています。 2016年モデルから採用された新型ZED3クランクは更なるエアロダイナミクスデザインを取り入れています。フレームは最新のシマノ・カンパの電動変速機のバッテリー内蔵に対応しています。中空カーボン構造で一体成型されたZED3クランクはPCD130(ノーマル)とPCD110(コンパクト)に対応。高剛性が売りの冷間鍛造されたジュラルミン製の専用チェーンリングを使用します。クランク長は170、172.5、175mmと三段階に変更可能です。クランク本体は320gと超軽量です。
空力に優れるので下りも含めた一般的なレースでは「795 AEROLIGHT」が一枚上手ですが、ヒルクライムや山岳ツーリング等余り下りで速度が上がらない日本の狭い峠では、ノーマルブレーキ採用でトラブル対応も容易なライトが扱いやすく、トレーニングやレースでも同じバイクを使用し、ホイールとブレーキパッドの交換を頻繁に行う方にはライトの方が断然お勧めです。ルックスは圧倒的に「795エアロライト」の方が美しく所有欲を満たしてくれますが、レース前にホイール選択で迷うような場合では「795 LIGHT」でないと厳しいでしょう。
実際に試乗した感想は「とにかく速い」の一言につきます。走り出せばエアロ効果がすぐに体感できます。また、フレーム剛性が間違いなく高いのだけれども他メーカーのハイエンドモデルにありがちな「ガチガチ感」は一切なく適度なしなりを感じながら気持ちよくペダリングが楽しめるそんなレーシングバイクです。