2016 CANNONDALE TRIATHLON BIKE SLICE 105
（2016年 キャノンデール トライアスロン バイク スライス シマノ 105 完成車）

昨年から「SLICEシリーズ」は新しくなり、「トライアスロン専用バイク」として設計されています。「2016 SLICE 105」は最新トライアスロンバイクスペックながら105コンポを使うことで価格を抑えたバイクです。プロも使えるフレームスペックながら、初心者や一般的なトライアスリートが自分でバイクをパッキングし、現地で組立後、レース会場のトランジションエリアに預ける際にも、ワイヤー類がフルアウターでフレーム内部を通るのでトラブルを回避できます。またドロップエンド形状が通常のロードエンドになったのでパンク時のホイール脱着が容易になりました。フルサイズのボトルが２本付くのでロードバイクと同じような使い方もできます。フレームのシート角が79°のトライアスロン専用仕様なのでハンドリングも安定しています。ヤグラの入れ替えにより77°～81°へ変更可能。トライアスロンバイクで流行っている短いクランク（48/51サイズ：165mm、54/57サイズ170mm）を採用することで、膝位置の高さを抑え、ハンドル位置を設定できるようになっています。もし練習用に他のロードバイクを使う場合はクランク長の違いに注意が必要です。 30万円台前半の価格帯としては、完成度がかなり高いトライアスロンバイクだと思います。